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Saturday, August 07, 2004

敗者の論理?

「アップルのiPod戦略はフェアじゃない」--ヴァージンが提訴
競争に勝てないとすぐ「ルールがフェアじゃないからだ」とか言い出すのは欧米人の悪いクセだ。
F1からターボを締め出したのも、スキーの板が変わったのも、WRCのリストリクタ装着も。
なんにしろ公正取引(fair trade)の法的論理・実際の行政いずれにおいても正当な競争の結果からの市場寡占・独占自体は禁じられていない。もともと敗者救済策ではないのだから。
けど実際の話、iPodで他の音楽配信から曲を買いたいってニーズはあるよね。もともとAppleはサービス(ソフトウェア・ハードウェア)の基幹部分すべてを自社ブランドでまかなうことで「シンプルな個人的コンピューティング環境」を実現してきた会社だから、自社の直接的な客(Ipod user)を最優先にしていいだろう。何年か前に互換機を締め出したときの判例が準用されるんじゃないのかな。
市場やビジネスの種類として、音楽は特殊なんだろうか。コンピューティング環境(理想は別にして)に比べれば、より汎用性が重視されるべきだとは思うけど、今このタイミングでAppleに法的手段やら何やらをとるのは、どうにも勝馬に乗りたいがための悪あがきに見えちゃう。まだその前にできること、やるべきことがあるだろう、と。

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