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Sunday, September 16, 2007

けーたい料金モデル「改善」の嘘。

端末代金をキャリアのインセンティブに頼らず、ユーザーは実際の代金を割賦ででも払って通話料金への上乗せをなくすべき、という論調にはどことなく違和感を覚えていた。
もともとは普及期に有効だったビジネスモデルを飽和期となった現在でも引きずってるとこに問題意識を持つべきなんだろうけどさ。

さて。
企業は金持ち・個人は貧乏と言われるご時世で、この二者を対立軸に考えるとひとつ気づくことがある。
端末代金を高く、通話料を安くと言うけれど、そもそも端末を高くしても通話料が安くなる保証がない。個人が(少なくとも短期的かつ明示的には)高いものを買わされる機会が増え、企業がうまいこと個人の金をかすめ取る機会は増える。
けーたい料金をわかりやすくする、と高らかに謳っていたソフトバンクが真っ先に手をつけたのはインセンティブの削減と料金プランの複雑化だったっけな。

だいたい一般的な経済活動において過度に透明性を高める(端末代金と通話料をはっきり分ける)べきというのは清廉で「一見、普遍的な正義のように見える」という点で何かすごく危ういものを感じる。悪い意味で欧米的な"fair"の使い方というか。
そういう意味でほんとに料金プランつき詰めていったら、回線交換とパケ通のバランスもキャリアの消費するネットワーク的なリソースの量で決めなきゃなんないじゃん。

まあ通話しないからどうでもいいんだけどね。パケ代の上限もっと下げてよ。

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Comments

転嫁されてるのは通話料じゃなく基本料じゃないかと。
通話料は採算と無関係に帯域の食い過ぎ防止のためにあるような状態だし。回線交換はチャネルを掴めないと即呼損ってのもあって。
そういう意味では「割賦で買ったら基本料を下げる」は悪くない。本当は割賦で買ったら2年に限らず未来永劫安くないと理屈に合わないんだけど。

それよりも、ドコモの新ネット放題プランがポート25・80・110しか使えない(80も内容により蹴る)というのが「はああ?」なんですが。敢えてこの言葉を使うと「あり得ない」。

Posted by: つぼ | Monday, September 17, 2007 00:18

にゃにゃにゃにゃーい。

企業に利益をもたらす客だけ選別できる能力って重要じゃにゃーん。

Posted by: udon | Monday, September 17, 2007 01:54

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