« なれの果て。 | Main | バイアス。 »

Saturday, August 30, 2008

視点の違い。

沖縄在住の総合芸術家(主に音楽と料理)生方氏のblogより。
思ったことを順不同に。

何故マスコミは取り上げないのだろう?

バカボンのおまわり(*)さんじゃないんだから地方公務員の不祥事に国家権力を持ってくるのはいきすぎでしょう。。。

*交番にかかってきた電話に出るとき「はいこちら国家権力!」と言う。

それにしても白バイは速度取締のとき以外も速度違反しますねー。バイクで通勤してると、赤色灯も回さずに空飛ぶんじゃねえかって速さでぶっとばしていきます。法定速度の倍は出てると思う。

マスコミの報道は基本的には商業的なニュースバリューでプライオリティをつけていくのでしょう。
多くの日本国民は被疑者身柄確保後の刑事政策や司法手続に興味も知識もないみたいです。アメリカみたいに司法もののドラマあんまりないし。そう教育したのもまたマスコミ自身ではありますが。そしてマスコミという権力を握っているのは、現代の日本では統治ではなく経済です。

で、なんでこの事故が最高裁に上告できるんだろ。日本の司法は三審制が保障されていますが、事実認定をするのは地裁と高裁だけで、上告できるのは判例に反する(あるいは判例がない)または憲法違反の要件を満たした場合だけです。
それがいいとか悪いとかは別にして現時点でのルールです。変えるためには国会で決議する政治力が必要です。

目撃証言については、一般的には交通機動隊の目はすごいです。技能の全国大会のビデオを見たことありますが、文字通り超人的です。
対して、能力と言う点だけで言えば、一般人の証言はアテになりません。よく「記憶は嘘をつく」と言いますね。
そして、真偽はともかく警察官は司法の場でいかに説得力のある証言するかという訓練も受けてますから。

「事故前の白バイの速度は時速約100キロ」とする被告側証人の証言は、体験を基にした推定で信用性は極めて高い。
運転手は近づいてくるバイクの速度(むしろ普通は遅く感じる)を推測するのが仕事じゃないからねえ。交機隊員だったら80mどころか200m離れてようが目測で速度を相当正確に言い当てますよ。おそらく5%未満の誤差で。だからって目撃した交機隊員(検察側証人)100%真実を語ってるということにはなりませんが。

業務上過失致死傷は結果責任の側面があるのでバス運転手の身柄拘束(刑事手続)と司法の判断も相当だと思います。仮に事実認定で弁護側の主張が100%主張が認められたとしても量刑はこんなもんじゃないでしょうか。執行猶予はつかなさそう。

弁護側は「停止していたバスに白バイが突っ込んできた」と主張してるようですが、なんで右方向に出ようとしてたバスが道の真ん中で止まってたかなぁ?

そして、弁護側の主張を見るに、この人たちバイク乗ったことなさそうな気がします。

この手の事故に「権力との闘争」を見ちゃうのは、そりゃもう育ってきた環境や時代、受けた教育が違うんですねえと思うほかないところです。

|

« なれの果て。 | Main | バイアス。 »

Comments

音だけで速度オーバーかわかるらしいですね@4号線を取り締まる栃木の白馬の王子様曰く。
全国大会見ても彼らのテクニックは㌧でもレベルですよね。
ああこりゃ、逃げられないなぁ、と。
VFR800SPよりスペック上で勝ってても、バイクの性能の違いが公道での(略)

あと世間一般じゃバイク=悪らしい。

なんかやっぱり裏がある事件なのかなぁ…

Posted by: 霧島 | Sunday, August 31, 2008 at 09:00

警視庁の交機は、いまだにVFR750Pが走ってんですよ。246で通勤してるとたまに信号待ちとかで並ぶからじーっと観察しちゃいます。

…僕のバイクも80年代製品だから人のこと言えないか。

まあ権力という意味でも技術力という意味でも我々民間人より強大な力を持ってることは間違いないですね。市民は監視する権利あると思います。

Posted by: udon | Thursday, September 25, 2008 at 00:07

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1585/42326429

Listed below are links to weblogs that reference 視点の違い。:

« なれの果て。 | Main | バイアス。 »