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Saturday, February 20, 2010

言語表現について考えてみる。

ここ十年ちょっとの間に頻繁に目にするようになった不自然な日本語。

最も(形容詞)のひとつ
これ one of the most +形容詞の直訳だよね。せめて○○の中で最高水準にある、とかなんとか言い回せないだろうか。
〜するには○○します
こっちは to 不定詞+命令形だ。サ変動詞の連続が気持ち悪いんだと思う。後半だけでも〜してください、ぐらいに。あとas followsなんてのも日本語にしにくい。以下の通り、みたい感じなんだが微妙に違和感を残してる。

自称英語できる帰国子女とかそんなのが受験英語専用の逐語訳というスキルを身につけるとこういう日本語しか書けなくなる。あとWindowsのメッセージに多い。まああれは翻訳とかなんとかよりも原語の時点で言語としての意味と役割を放棄しちゃってるのが伝統芸能になってるからいまさら責める気もない。

それにつけてもClassic Mac OS時代の"Chooser"を「セレクタ」と訳したのは見事だったことだよ。

ついでに。
90年代の半ばあたりから気づいたのが、いわゆるワープロの庶民的普及にともなって(?)素人の駄文を読まされる機会が激増したということだ。それまでは、すくなくとも商業マスメディアというものには、文意や論旨は別として、文体は訓練された人が書いたものが載っていた。紙の出版物に始まり、直後にオンラインで素人が書き散らす駄文の津波が襲ってきた。おまえが言うか!これか?この口が言うのか!?(ほっぺをつねり上げながら)

で、その中でも、内容に関係なく無条件で頭悪そうに見える文体の特徴を列挙してみる。

1.接続のバリエーションが少ない。基本的に順接と逆接しか使えない。
 例)〜ので、〜ので、〜ので、〜けど、〜けど、…これが延々と続く。

2.取り敢えず漢字に置き換えられる物は全て変換する。特に形式名詞と補助動詞を漢字にする事に依って其れだけで読み手の感じる知性40%オフ間違い無し。

3.助詞省く。いわゆる「てにおは」類。話し言葉リズム表現しようとして失敗多い。漢字熟語続くと文節区切りわからなくなる。脳内で音声に置き換えられるとき自動的にカタコトになる。

4.句読点が打てない。びっくりすることに、これは一般に知的水準が高いと思われている職業に就いてる人に多い。具体的に何とは言わないけど。角が立つからネッ。

10年後も通用する文章術(1) 「駄目でない」文章を書くための9カ条

理系馬鹿のための自称論理的な文章講座。僕がこの十数年で学んだのは、理詰めで「優れた文章」は人を動かす十分条件ではないということだ。あ、ここまでおもしろいこと何も書いてない。おならプー。

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Comments

うーん耳が痛いです。でも非常に参考になります。URLブックマークしちゃいましたw

Posted by: きのこ | Sunday, February 21, 2010 at 02:34

んん?
きのこちゃんは日本語しっかりしてると思いますよ。学校で勉強した感じがする。
英語は聞いた/読んだことわかんないなぁ〜。(なんで上から目線?)

Posted by: udon | Monday, March 01, 2010 at 00:29

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