ロケットガール。
3年前にWOWOWで放送された、ライトノベルの中ではハードSF寄り+やや萌え要素の変則宇宙もの。
Apollo13のラノベ的アレンジでもあり。
このTVシリーズは中盤から急におもしろくなる。
OPの最後んとこで
"This is TAMPOPO Commander Yukari MORITA, I'll enter the transfer orbit, now."って言ってるの。どこ行く気だ?と思ったら、人工衛星の運用寿命を延ばすために有人宇宙飛行+船外活動でメンテナンスしに行けたらすごくね?という話。つまりペリジキック宣言。つっても、その衛星が、たとえばGTOだったら高度36,000kmあんだぜ。いや人類は40年以上前に10倍の距離がある月に到達しているのだ!
フツウの高校生を数ヶ月の訓練で飛ばすとこ以外は、宇宙開発のことをある程度わかってても荒唐無稽な設定は出てこない。むしろ物語として成立させるためのギリギリの線までリアリティを追究してるかも。
軽くて小さくて安くて早い。たしかに宇宙開発のトレンドを押さえてる。
そして森田ゆかり(仙台エリ)の声はゲインが上がると少しクリップ気味になる。その過渡特性がまたよし。
Comments
> 荒唐無稽な設定は出てこない。
何せ原作は縞パンを飛ばした野尻だからね~
だけどさスキンタイト宇宙服だっけ?
まずアレが荒唐無稽だろうと^^;
Posted by: tower | Wednesday, September 01, 2010 at 18:02
スキンタイトスーツは軌道エレベーターと同程度のファンタジー。
Posted by: udon | Wednesday, September 01, 2010 at 19:44