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Sunday, October 30, 2011

政治に翻弄される夢。

こんなの買ってみました。PayPalの即時決済で日本円建て送料込み5,688円。

SPACE SHUTTLE BURAN HEAT SHIELD THERMAL BLACK TILE

Buran計画はソ連崩壊とともにうやむやに立ち消えとなった、猛吹雪という名の儚い有人往還機。
せっかくだから出品者に「これ実際に飛んだやつから取ったの?」と聞いてみた。
いわく「計画自体が中止になっちゃったから作ってる途中の個体から取ったものだよ。実際に宇宙に行ってきたやつはカザフスタンのバイコヌール宇宙基地に保管されてたみたいだけど、数年前に格納庫ごと崩れて壊れちゃったから部品を取るのは難しそうだなぁ」だそうです。

Buran Orbiterは、まず実験用の実物大模型や試験機が計8機製造された。

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1号機:実物大試験機
各種部品や打ち上げるロケット"Energya"とのフィッティングや静的負荷試験に使用。しばらくバイコヌール宇宙基地の野外に放置されたのち、2007年から現在は同基地内の博物館に展示。

2号機:実物大空力実験機
実際に25人を乗せて大気中を試験飛行した。2000年のシドニーオリンピック期間中、会場に展示。その後2002年から2007年までバーレーンで保存され、現在はドイツのシュパイア技術博物館で常設展示されている。

3号機:実物大モックアップ
電気電子系試験用。モスクワ近くのコロリョフ設計局に保管されている。

4号機:実物大モックアップ
マニュアル作成と訓練用。ロケットとの接続試験も行なった。バイコヌール宇宙基地に保管。

5号機:試験機(機体構造の一部のみ?)
次世代機のための振動や耐熱試験を行なう予定だった。現在は消息不明。

6号機:ペイロード試験機
宇宙空間を模した"environmental chamber"(人工環境室)でペイロード(貨物)の各種実験を行なった。現在はモスクワ近くのНИИХИММАШ(発音不明)試験施設に保管されている。

7号機:実物大試験機
静的および動的飛行負荷試験、振動・耐熱試験
モスクワのゴーリキー公園に展示。耐熱タイル部分は木製のフェイクで覆っていたが、雨ざらしで傷んできたため剥がし取り、現在は金属の機体に直に黒ペンキで塗って遠目に見るとタイルが貼ってあるような外観になっている。

8号機:実験機(一部のみ?)
真空試験、耐熱試験等を行なったが、その後は不明。
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ここから先は実用機、またはその予定だった機体。

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1号機:ブラン、またはブラーン
生命維持装置等は搭載しないまま無人で試験飛行、約206分で軌道を2周して無事に戻ってきた。
この個体がバイコヌール宇宙基地"Site 112"ので保管中に暴風で格納庫(hanger housing)ごと崩壊。Orbiter損傷のみならず作業員8名も死亡の惨事。すくなくとも2008年前半の時点では依然として瓦礫の山に埋もれたまま。

The Buran Space Shuttle.

2号機:プチーチュカ(小鳥の意)
95%程度まで完成していたが、残りわずかな電子電気系の搭載を待たずして計画消滅。1991年に無人で初飛行、1993年には生命維持装置を搭載して有人飛行の予定だった。バイコヌール宇宙基地内のMIKビルに保管されている。プチーチュカはBuran Orbiterの一般名詞になるはずだった。

3号機:名称未定
計画変更後、1995年に初の有人飛行予定だったが4割程度しか完成していない。モスクワのTushino factoryで雨ざらしになっている。2004年ごろNPO Molniyaへの移送や前出のシュパイア技術博物館に売却される可能性が報じられたこともあるが、すくなくとも2009年までは当時の状態から変わっていない。

4号機:名称未定
有人飛行の2号機として運用される予定だった機体。計画が消滅した時点で2割ほど完成。これもモスクワのTushino factoryの野外で雨ざらし。取り外された耐熱タイルがネットオークションに出品されている。←こいつか!

5号機:名称未定
有人3号機として運用予定だったが未完成のまま分解されて現存しない。
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オマケ。窓んとこ。約30万円。

BURAN PORTHOLE very rar Space Shuttle Buran Baikal

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Sunday, October 23, 2011

よってたかって四倍の感動を。

日本の宇宙開発史上初!ひとつのテーマで映画が4本ほぼ同時製作されるという異常事態。

おかえり、はやぶさ(松竹)

全天周映像 HAYABUSA BACK TO EARTH

はやぶさ 遥かなる帰還(東映)

はやぶさ/HAYABUSA(FOX)

こんなみんなしてよってたかって映画にしなくても。。。まあどれも見たら号泣してしまうに決まってるのでBlu-rayが出たら家で見よう。

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Monday, October 17, 2011

燃費メモ。111013

199km/8.7km=22.87km/l@¥131.
革でちょうどいい。テブクロも冬用に衣替え。

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パクス・アメリカーナ。

もしくは東京都渋谷区アメリカ村。

こないだ職場でとんかつ弁当を食べてたんですよ。もちろんヒレ。ロースと合わせて人数分あるの。そしたら後輩のアメリカ人(国籍は日本かも?)女子ちゃんが「私ベジタリアンなんですよー、どうしよっかな」とか言ってんのね。なんで肉食べないの?と尋ねてみたならば、飢餓をなくしたいとか言いやがんだよ。まあブタや牛は体重(食肉加工される時点)あたり10倍以上の穀物を消費する。つまり肉1kg食べようと思ったら麦やらトウモロコシやら10kg食べられるわけだ。人間が。あと水、それも飲用になる淡水も肉1kgあたり2t以上必要。

で、その横で別のアメリカ人のおばちゃんが「この二種類あるのは何が違うの?greasyな方がロース?」"My father was a butcher, HAHAHA!"とか言いながらもりもり食ってんの。そりゃこんな国と戦争に勝てるわけねえわ。

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誤報セブン。

女性セブンの記事になるのもすごいが、ここまで盛大に間違えてるのもすごい。

ジョブズ「砂糖水売って過ごしたいか」とペプシ社長口説いた

12年ぶりにアップルの取締役に返り咲いた際、アップルの社長を探していたジョブズ氏は、当時ペプシコーラの社長を務めていたジョン・スカリー氏に目を付ける。
うそん。。。1985年、スカリーにAppleを追い出されたんじゃん。せめてWikipediaぐらい見ようぜ。このキメ台詞はカルトQの"Macintosh"の回でも出たよ。

あの2^24を暗算で答えちゃった人どうしてるかなぁ。
もうひとつ。

スティーブ・ジョブズが愛した「刺身そば」後悔する味だった

これ知人が実際に食べてきた。
「蕎麦の上に刺身が乗っかってる味ですよ。それ以上でもそれ以下でもなく」だそうです。

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Thursday, October 13, 2011

スペースもったいない精神。

一般的に、ロケットの一段目には構造がきわめて複雑で高価な液体推進剤エンジンが使われることが多い。ほとんどの場合は一回使ったら終わり、燃焼終了とともに切り離して安全な海上へ投棄(jettison)する。

SpaceX Working on Reusable Falcon 9 with Fly-back Boosters

はい、ここでMOTTAINAI精神を発揮しちゃいました。地球を一周して同じとこに戻ってきた一段目、二段目を射場の同じところに軟着陸させようという研究。
Space X本家サイトには動画(イメージCG)がございます。

SpaceX - National Press Club luncheon with Elon Musk

…なめてんのか?と思ったけどもさしあたって一段目に関してはあながち荒唐無稽とも言えないかも?まず地球を一周してくる間に推進剤はほとんど使い果たして軽くなってるだろうし、減速には逆噴射だけじゃなく空気抵抗も利用できる。
打ち上げたその射点にストンと立つかどうかは別として。。。
ただ、フツウのロケットの一段目はそもそもジンバル以外でマヌーバ的なことを行うことは想定してないはずだから、すくなくとも空中でひっくり返るために必要な構造強度を設計し直す必要はある。質量の増加を抑えつつ。

実現すればペイロード単位重量あたりのコストを100分の1にできる!と豪語してるみたい。いくらなんでも100分の1はないだろう。スペースシャトルだって行って戻ってきたらエンジン含めてほとんど全バラシ整備してたわけで、かえって高くつく可能性すらある。何かしら機械を分解清掃・整備してみたことがある男の子(漢の娘を含む)ならわかるよね?

※ただしスペースシャトルは液体水素+液体酸素、Space XのFalcon 9はケロシン+液体酸素

ちなみにSpace X社の創立者である現CEOはPayPalの前身を創立して財を成したIT長者の類いで、Space X以外にTesla MotorsのCEOでもあるのだよ。個人資産300億円ぐらい持ってるみたい。でもロケット飛ばすにゃ十分とは言えない額だなぁ。

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Tuesday, October 11, 2011

情弱乙(笑)

ここまでテキトーだともう清々しい。

丸岡いずみ 原稿を噛むと日テレアナウンス室で歓声あがった

元々彼女はアナウンサーじゃないし、中途入社だから局内での実績も乏しい。
もともとキャリアのスタートはUHB (北海道文化放送)のアナウンサーからじゃねえか。中途入社つっても、その前からセントフォース所属で契約キャスターみたいなもんだったし。

こりゃ本格的に生き残るね。紙媒体。

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ソフトウェアアップデート失敗 -> セーフモード -> 再起動で復帰。

カナダの通信衛星Anik F2に障害発生、音声通話、データ通信、銀行ATM網、CATVおよび民間飛行機の管制に影響。

Satellite problems ground Nunavut flights

・ソフトウェアアップデートのコマンド送信
・日常的な姿勢/軌道修正(routine maneuver)失敗?
・通信が途絶える
・衛星側が自律的にセーフモードに入る(ソーラーパネルを太陽に向けて電力を確保した状態で待機)
・自動的に再起動、通信再開。ソフトウェアアップデートは先送りにして機能復旧

人工衛星のくせにパソコンみてえなやつだな!

Anik F2 Satellite Returns to Full Service

Anik F2はある程度汎用性のあるBoeing 702型。2004年7月にAriane 5ロケットで打ち上げられた。質量(打ち上げ時の推進剤を含む)は6tに迫る大型の衛星で、Ariane 5GのGTO(静止軌道)ペイロードの上限に近い。
ちなみにAnikとはエスキモー(イヌイット)の言葉で「弟」を意味するらしいぞ。

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Monday, October 03, 2011

秋の物欲ウィークと単価。

どうもK-xキットレンズの55-300mmがイマイチ好きになれないので、ここはひとつ単焦点を物色すべきかなと。

この単体販売してるレンズをベースに、

AFでのピント合焦後、マニュアルでのピント合わせが切り替え操作なしでできる「Quick-Shift Focus System(クイックシフト・フォーカス・システム)」
これだけ省いてK-xとK-rのダブルズームキット用に光学系をまるごと流用したものらしい。kakaku.comなんかのレビューでも評価は悪くないどころかむしろかなりいい方なんだけども、あくまでもコンパクトなズームレンズとして、という文脈の上での評価だと思う。
現在の候補は以下の2本。

通称サンヨンってやつだ。中古だと2割ぐらい安い。
これがF2.8になると純正ではラインナップされてなくて現行で選べるのはSIGMAしかない。

開放F値がちょうど1段分(√2)明るくなると値段が倍だねえ。それでも一昔前、銀塩時代のサンニッパに比べたら破格だと思うけど。重さ2.4kgある。

実は選択肢はもうひとつあって、これはPentaxならでは。67(中判カメラ)のレンズをアダプターかましてKマウントにしちゃう。

これ使うとスペック上は同じ300mm F4の67用レンズが中古で2万円台から。撮像素子(当然当時は銀塩フィルム)の大きさがAPS-Cどころか645より大きい67用だから、Pentaxのサイトでは

広いイメージサークルの中央部だけを使用するため、すぐれた描写機能をさらに有効に利用できます。
なんて魅力的なこと書いてある。実際どうなんだか使ってる人が見つからん。MFだけどどうせ無限遠付近をうろうろするだけだから問題なし。AEは絞り込み測光が動作する。

Monday, October 03, 2011 at 11:35 追記:Pentaxは焦点距離さえ入力すればボディで手ブレ補正が有効になるのじゃよ。

…そんで仮にこのへんのやつを買ったとするじゃん?でも撮るのはロケットなんだよ。つまりせいぜい年2回ぐらいしか使わない。入間の自衛隊でも撮りに行かないかぎりは。。。そしたらその撮った写真一枚あたりいくらなんだっつう話ですよ。イカの沖漬けを食うために釣竿を買うところから、みたいな話。

もいっぺんTNSCにキットレンズ持ってって今度はテレコンなしで撮ってみよう。それでも満足いかなければ考える。口径がデカイ=開放が明るいのはいいけど実際はF9近辺で撮るだろうし。

あと近い方のズーム、これもキットレンズだと少し暗い。僕はいわゆる開放バカの類いなんで、とにかくスペック上で、しかもズーム全域で明るいレンズは正義だと思うのです。このへんは昔々の愛機FinePix 4900Zがルーツなのかもしれない。

こちらもF2.8ということで。同じTAMRONで17-50mm全域F2.8という若干安いレンズもある。焦点距離がキットレンズともろかぶりなのでこっちかなと。18-55mmのワイド端あんまり使わ…使うか。かなり。

35mm F2.4の単焦点でがんばろうかと思ったんですが、なにしろズームは便利だもの。

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燃費メモ。111003

194km/8.4l=23.09km/l@¥135.
もう寒いよ。革だよ。

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